最近、お会いしたテナントオーナー様からよく「大街道と銀天街は閉めたお店が増えたね」と言われます。確かに、久しぶりにアーケード街を歩かれた方は、その変化に驚かれるかもしれません。
■空きテナントが増加!松山市中心部の商店街
実際に、松山市中心部の商店街の空きテナントは増えています。
いよてつ高島屋側から銀天街アーケードへ入ったところの角にあった「津田演奏堂」跡のビルは現在取り壊し中ですし、銀天街の「明屋書店」、大街道の「リーガルシューズ」「サンマルクカフェ」など、私もよく利用していたお店が次々と閉店しました。テナント募集看板が数件並んでいる光景をみると、とても残念な気持ちになります。
好奇心から「この空きテナント、以前どんなお店があったのかな」と改めてグーグルビューで大街道を確認してみると、その映像は2018年4月のものでした。この頃も空き物件が少し増えていましたが、比較的すぐに埋まっていき、1階の空きテナントはそんなに多くなかったと思います。
では現在はいったい何件あるのでしょうか。
気になって2022年6月時点で当社で募集している大街道・銀天街の空きテナント数を数えてみました。その数、なんと36物件。その多さに改めて驚きました。
■空きテナントの特長
大街道・銀天街の空きテナントを調べると、30~50坪の広さの物件が多いのですが、1棟貸しなど複数階の物件になると70~120坪のところもあります。
金額帯では、物件によって大きく差があるものの、1階で坪単価10,000円程度の設定での募集が増えています。コロナ禍以前は13,000~15,000円程度が主流でしたので、空きテナントが増えるとともに、賃料もかなり下がっているのがわかります。
空きテナントが増えたといっても、実際はもっと多くの店舗が入れ替わっており、新しくオープンしたお店も増えています。アーケード街で15坪未満の物件の動きが多いということで、新店情報なども以前に紹介させていただきましたが、現在は30坪前後の物件にも動きが出てきています。スイーツ関係か飲食店の新規出店が目立っています。
■アーケード街に新たにオープン!
当社で仲介させていただき、オープンしたばかりの飲食店に、さっそくランチでおじゃましてみました。場所は、大街道と銀天街の交差点です。お店の名前は、「肉汁餃子のダンダダン 松山千舟町通り店」。昼時を少し過ぎていましたが多くのお客さんで賑わっていました。テイクアウトもあるので、まだ外食はちょっと抵抗があるという方も是非ご利用してみてください。
他にも、大街道にオープン予定のエステ店舗や、現在契約手続き中の銀天街の店舗もございます。
こういう目立つ場所に新しいお店ができると、街にも賑わいがでていいですね。
また、松山中心部の商店街等で利用できる電子マネー(マチカマネー)のマチカアプリでも商店街内の空きテナント情報の発信が始まっており、当社も空きテナントの情報提供など協力させていただいてます。
今年は土曜夜市も復活するようですし、商店街の賑わいがコロナ禍前以上になるといいですね。
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