2022年、年始から新型コロナウイルスの変異株(オミクロン株)が猛威を振るい、東京では1日の感染者数が連日最多を更新し続けました。一方で、濃厚接触者の待期期間が短縮されるなど、感染対策と社会経済活動のバランスが変わりつつあります。
そんな状況下での、最新の東京賃貸状況をお届け致します。
■2021年、東京23区で異例の『転出超過』現象
2021年の1年間で、東京23区は転入者数よりも転出者数が多い、『転出超過』となりました。(※2022年1月28日 総務省公表)
感染者数が最も多い東京への引っ越しを控える動き、そして他府県への引っ越しが増えたことが要因と見られています。(※市部も含めた東京都全体では若干の転入超過)
転出先は様々ですが、東京への通勤も十分可能な神奈川県、埼玉県、千葉県への転出が多く、東京都を中心とした、いわゆる『ドーナツ化現象』が起きていると言えます。
それを象徴するような事例として、例年であれば、都内の新築物件は竣工前に満室になるケースがほとんどでしたが、現状では都内の新築ワンルーム物件が竣工し、入居可能になってから数か月が経っても埋まらないケースが珍しくないという状況になっています。
■2022年、「アフターコロナ、withコロナ時代」注目の繁忙期は?
上述の通り、東京への転入者数が減った2021年を経て、2022年の繁忙期はどうか。
結論から申し上げれば、お客様の数は例年よりも減少傾向です。
いまや日本最大級のお部屋探しサイトと言えるSUUMOの市況データを見ても、東京23区内の反響数は例年と比べて減少傾向にあります。
個人のお客様に限らず、法人の転勤案件についても、いまだ活発な異動・転勤を控えている企業が少なくありません。
一方で、外国人反響数は大幅に増加しております。
当社が運用している外国人専門不動産ポータルサイト『wagaya Japan』では、サイト閲覧数、流入ユーザー数、反響数など全ての数値が右肩上がりで上昇し続けており、おかげ様で当社の国際事業部は多忙を極めております。
私たちの関心は、これからのアフターコロナ、withコロナの時代に、また「都心回帰(逆ドーナツ化現象)が起こるのか」。
あるいはテレワークや在宅勤務などの普及により、通勤時間重視で東京に住むのではなく、住みやすさや家賃の低さを重視し、「他府県を選択する人が増えていくのか」ということです。
今後の東京賃貸市場から、まだまだ目が離せません。
■東京事業部の取り組み「全国どこからでも、リアルな内見体験へ」
コロナ禍で需要が高まってきている「オンライン内見」。便利な反面、お客様を悩ませているのが「手ブレによる酔い」です。スタッフはなるべくブレないようにしようとは思っていても、スマホを手で持っている以上、細かなブレが起こります。
そこで東京事業部「部屋物語」では、『ジンバル』を導入しました!
【ジンバルとは?】
撮影時の手ブレを補正する、高性能の撮影補助機材です!
一つの軸を中心に、カメラやスマホを回転させるための機材で、ジンバルを使うことで、滑らかな映像での撮影が可能になります。
手ブレがないことで、オンライン内見時は気持ちよくご参加いただくことが可能となり、まるでプロカメラマンが撮影しているかのような臨場感あふれるオンライン内見をリアルにご体験いただけます!
今後も東京事業部「部屋物語」は、お客様へのプラスアルファの感動サービスを追求してまいります。
東京でのお部屋探しは、是非私たちにお任せください!
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