■賃貸物件に見る「割れ窓理論」
突然ですが皆さん、「割れ窓理論」をご存知ですか?
割れ窓理論とは、「割れた窓をそのままにしておくと他の窓も割られやすくなり、割れた窓をその都度修理しておけば、他の窓も割られにくくなる。」という、アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングが提唱した環境犯罪学上の理論です。
これを賃貸物件マンションに応用すると、「ゴミを放置されたままにしていると、ゴミが捨てられやすくなり、綺麗に掃除していると綺麗に使ってもらえる。」と言うことができます。整理整頓ができていないゴミステーションやゴミやチラシが放置されたままのエントランスだと、「ゴミの分別は適当でいいか」「チラシもこのまま置いておこう」となりやすいのが入居者心理です。
■基本は「定期清掃」、古い汚れは「特別清掃」で
基本的なことではありますが、建物の美観を維持するためには、共用部の定期清掃が重要です。実施回数は、マンションの規模や設備、オーナー様のに管理方針によっても異なりますが、2週間に1回、1週間に1回、1週間に2回などが一般的です。1週間以上同じゴミが放置されていると「きちんと管理されていない」という印象を与えるので、少なくとも週に1回は定期清掃をすることをおすすめいたします。
また、汚れの蓄積がひどい場合は、ポリッシャーや高圧洗浄機を使ってタイルに詰まった汚れや錆の除去を行う「特別清掃」を行ないます。これは、1年に1回、6ヶ月に1回程度の実施が多く、通常の定期清掃で取れない汚れを取り除きます。「特別清掃」でもかなり綺麗になりますので、共用部の汚れが目立ってきたら、まずは「特別清掃」を検討してみましょう。
■自社施行のメリットは、コストダウンだけじゃない
通常管理会社がメンテナンス業務を請け負う際は、外部の専門業者に委託する場合がほとんどです。日本エイジェントでは、「定期清掃」「特別清掃」の自社施工体制を構築していますが、そのメリットは「コストダウン」だけではありません。入居者視点で「住みたい」と思われるよう、質の向上にも取り組んでいます。定期清掃や特別清掃の実施は、新規募集のためだけでなく、現入居者の解約阻止にも繋がります。「定期清掃」のコストダウンや「特別清掃」については、私たちにご相談ください。
日本エイジェント ビルマネジメント課では、建物メンテナンスに関する各種提案を行っています。建物の維持管理に関するご質問など、お気軽にお問合せ下さい。
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