日本エイジェントのビルマネジメント課には、数名の「電気工事士」資格保有者がいます。私もその一人ですが、「電気工事士」の資格で何ができるのか、また不動産管理会社の社員がなぜ「電気工事士」の資格を取得しているのかについてご紹介します。
■「電気工事士」とは
「電気工事士」は、電気工事に関する専門的な知識と技能を有する者に与えられる国家資格です。電気工事には、「電気火災」や「感電事故」などの危険が伴うため、電気設備の構造などを学び、知識・技術を身に着けた資格者が作業を行ない、「資格を所持していないものは、電気工事を行ってはならない」と法令で定めてられています。
■電気工事の危険性
電気工事には危険が伴います。電気設備工事の際の事故の事例について、いくつかご紹介します。
【過電流等による火災】
電線の接続不良や絶縁不良等により、抵抗が増加し、加熱すれば火災が発生します。また、、電線の選定ミス(規定より細い電線を使用)によっても火災が発生します。
【電線の絶縁不良や損傷による感電】
感電とは、人体に電流が流れショックを受ける事です。重症度は軽度なものから致死的なものまでさまざまです。最悪の場合は、死に至ります。
上記のような、電気火災や感電死亡事故を発生させない為に、電気設備について勉強し、知識・技術を身に着けて資格を取得しないといけないのです。電気工事士法には、「電気工事の作業に従事する者の資格及び義務を定め、もつて電気工事の欠陥による災害の発生の防止に寄与すること」と明記されています。
■日本エイジェント社員にて資格取得する目的
日本エイジェントになぜ「電気工事士」が必要なのか、それは建物のトラブル対応のスピードに関係しています。例えば、漏水等による漏電対応や照明不具合等に対し、「電気工事士」がいることで提携業者への連絡・対応を待つことなく、自社の社員にて即座に対応することができます。調査から復旧までの時間を最短にすることで、物件および入居者様の安心安全な生活を守ることができるのです。また、日本エイジェントの社員が対応することで、対応のスピードアップだけでなく、中間マージンの発生しないリーズナブルな金額で修理することが可能です。
・オーナー様に対しては、『収益の最大化』
・入居者様に対しては、『入居中の安心で快適な生活』
以上の2つの目的を達成するのが、日本エイジェントに「電気工事士」がいる理由です。
ご所有物件の電気設備に関してご不明な点がございましたら、日本エイジェント ビルマネジメント課(TEL089-996-6650)までお気軽にお問い合わせ下さい。
★日本エイジェントの建物メンテナンス
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